ウィンドウシステムについて



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ウィンドウシステムについて

本教育システムでは、X Window System という複数のウインドウを同時に使用できるシステムを利用しています。

このウィンドウシステムへ絵を表示させるためのライブラリ関数も用意されています。 ただし、ここで使用するライブラリは、この演習システムの中では使えますが、 一般的に通用するものではないことを断っておきます。

以下に、ウィンドウを開いてその中に線を1本引くだけのプログラムの例を示します。

-----------------------
  1: /* program "test4.c" --- ウィンドウへの描画 */
  2: 
  3: #include <stdio.h>
  4: #include <Xtc.h>
  5:
  6: void main(void)
  7: {
  8:     initgraph();                /* グラフィック環境の初期化 */
  9:     setcolor( RED );            /* 描画する色を指定(赤) */
 10:     line( 0, 0, 640, 400 );     /* 線を引く */
 11:
 12:     xtcmainloop( 3 );           /* マウスボタン3が押されるまで待つ */
 13:     closegraph();               /* ウィンドウを閉じる */
 14: }
-----------------------

このプログラムのコンパイルは、次のように行います。なお、行末の \ は、実際に入力する場合には続けて1行で入力することを 意味しています。

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  gcc -o test4 test4.c -I/usr/X11/include -L/usr/X11/lib \
       -lXtc -lX11 -lsocket -lnsl -lm
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機械・知能系 コンピュータ実習担当教官