祖山・髙桑/青柳研究室
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2010/7/12
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研究テーマ
 環境に優しい車づくりの提案
・ハイブリッド車や電気自動車用の駆動モータの高性能化
ハイブリッド車(プリウス)や電気自動車の駆動用に使われている駆動モータは,力を出すために,おもちゃの車のモータとは反対に「永久磁石」が内側(ローターといいます)に,「コイル」が外側(ステーターといいます)に付いています。当研究室では,このモータが電気を効率よく使えるように,永久磁石をなるべくコイルに近づけるために,1mm程度しかない鉄板の部分を強化する研究をしています。この研究成果が,Materials Science and Technology (2010), DOI 10.1179/026708310X12712410311695)に掲載されています。
アルミニウム合金の表面改質処理

・CVTの高性能化
車のTVコマーシャルなどで見聞きする燃費を良くする「CVT」っていうのは,Continuously Variable Transmission(連続可変式変速機)のことです。自転車の変速機では,変速時にはペダルの力を上手く伝えることができませんよね。連続して変速できるようにすれば,無駄なくエンジンの力を伝えることができます。CVTの部品の強化をトヨタ自動車と共同研究を行い,その成果がJournal of Materials Science, 43 (14), (2008), pp. 5028-5030に掲載されています。
アルミニウム合金の表面改質処理

・ギヤの高性能化
CVTが実用化された現在も,ギヤ(歯車)なしには車は作れません。ギヤを強くできれば,ギヤが小さく軽くなって車体が軽くなり,燃費が良くなります。㈱本田技術研究所と共同研究を行い,本研究室で開発した方法によりギヤを強くできることを実証しました。その成果がInternational Journal of Sustainable Engineering, 3 (1), (2010), pp. 25-32に掲載され・トいます。
アルミニウム合金の表面改質処理

・車の軽量化
自動車や飛行機などの輸送機器では,燃料の大部分を加速に費やしています。ニュートンの第一法則:「力」=「質量」×「加速度」に示されているように,車や飛行機を『軽量化』できれば燃費は良くなり,二酸化炭素の排出も少なくなります。アルミニウム合金など軽い金属で作ればよいのですが,単に軽く作ったのでは簡単に壊れてしまいます。当研究室では,アルミニウム系の金属を叩いて強くする研究を行っています。
アルミニウム合金の表面改質処理

・新しい太陽電池の開発
車の燃料をガソリンに頼る時代はいつか終わりを迎えます。現在広く使われているシリコンを用いた太陽電池は,発電時にはクリーンなエネルギー源となりますが,その製作時には大きな環境負荷を生じています。当研究室では,従来のシリコンを使わずに,単に銅を酸化させるだけで作れる太陽電池の開発行っています。

銅を酸化させた太陽電池
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