祖山・桑/青柳研究室
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2010/11/6
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 流れ星プロジェクト
 NHKサイエンススペシャル 生命40億年はるかな旅 海 からの創世(1994年4月24日放映)において,「海での無数の泡に生命進化の重要 な役割がある」「泡がはじけるとき重力の100万倍という桁外れの力でお互いに 叩きあう」という言葉に出会って以来,生命誕生にはキャビテーションが関係し ているのでは!?と考えています。一方では,生命の起源は,隕石の衝突によると いう説もありますが,隕石が海に落下すればキャビテーションが発生します。ま た,海底熱水鉱床が生命の故郷という説もありますが,海底火山が噴火すれば噴 出物のまわりにキャビテーションが発生します。
 生命誕生とは関係ありませんが,昔,「流れ星」というドラマが放映されてい ました(2010年10月18日〜12月20日)。流れ星が海に落ちてクラゲに変わるタイト ルバックが流れていました。イメージとしては,そんな感じです。ちなみに,流 星は彗星に由来し,一方,隕石は惑星間の固体物質に起因する場合が多いです。
 以上のようなことから,キャビテーション崩壊時に生じる高温・高圧場による 化学反応として,キャビテーションによるアミノ酸合成の可能性について地道な 研究をしています。また,超音波で発生させたキャビテーションにより,この高 温・高圧場で核融合が生じるという論文が2002年にScienceに掲載されました。 流動キャビテーションの場合には強力なキャビテーションを発生できるので,流 動キャビテーションの核物理学への展開も模索しています。ちなみに,このよう な研究分野は,凝縮系核科学と呼ばれています。
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