正と負の荷電粒子で構成されるプラズマは電磁界と相互作用することで複雑な挙動を示します。この特性は物理的に興味深いだけでなく、通常の気体とは異なり、電磁界によって制御(加速・減速・閉じ込め等)できる気体であるととらえることができ、核融合プラズマに代表されるエネルギー技術開発や、半導体プロセスにおける微細加工技術、そして宇宙空間での推進エンジン技術において重要な役割を担っています。本講義では、東北大学工学部電気情報物理工学科で進めているプラズマを用いた次世代宇宙エンジン開発や地上産業応用について紹介します。
開催概要
東北大学工学部では、首都圏を始めとした全国の高校生・高専生・受験生の方に東北大学工学部の魅力について知っていただくための出張オープンキャンパス「東北大学工学部 in 東京」を2026年3月28日(土)に東京・竹橋の一橋講堂で開催します。
公開授業では、東北大学工学部の各学科を代表する5人の教授が、それぞれが進めている世界最先端の研究を紹介するとともに、研究することのワクワク感や東北大学の魅力をお話しします。さらに、国際卓越研究大学第1号として東北大学が行っている様々な挑戦の紹介や、工学部及び工学部入試の説明、女子学生支援の説明も行います。
あわせて、入試/学生生活(学寮、奨学金等)/留学の各相談コーナー、工学部各学科の学生との交流コーナー、ものづくりサークル紹介コーナー、及び工学研究科DEI推進プロジェクト/ALicE特別企画として、女子学生コーナー(女子高校生・保護者向け相談、先輩女子の働き方紹介、女性技術者との交流)、資料配布コーナーも開設します。
東北大学は、日本で3番目の帝国大学として創立され、現在も国際卓越研究大学第1号として日本の大学を先導しています。その中でも工学部は、学部生の3割以上を占める中心的な学部です。この「東北大学工学部 in 東京」は、そんな東北大学工学部の魅力を、「研究」「学生生活」などのいろいろな側面から体感いただける貴重な機会です。
東北大学工学部に既に関心をお持ちの方から、東北大学工学部についてまだあまり知らないという方まで、多数の方のご参加をお待ちしております。
- 【日時】 2026年3月28日(土)
10:00~17:30(9:30開場) - 【場所】 一橋講堂(東京・竹橋)
東京都千代田区一ツ橋2-1-2
地下鉄神保町駅、竹橋駅から各徒歩4分 - 【対象】 高校生、高専生、受験生、保護者、高校等の先生、東北大学工学部に関心をお持ちの方 など(4月から高校へ進学予定の中学3年生の方の参加も歓迎します)
- 【チラシ】(PDF)
表
裏
- 【2025年度開催概要】こちら
申込方法
申込用特設サイトからお申込みください。
2月12日(木)12:00 予約受付開始
事前申込による定員制です(先着順)。
当日空席がある場合は当日参加も受け付けますが、事前申込された方を優先させていただきます。
講演ごとの申込みになります。1つの講演のみの参加でも全部の講演参加でも構いません。
プログラム(タイトルをクリックして詳細を表示)
interpreter_mode 公開授業(会場:講堂) 10:00~16:30
10:00-10:05
開会挨拶 伊藤 彰則 工学部長・工学研究科長
砂浜について、皆さんはどのようなイメージを持っているでしょうか? 砂浜は陸と海の境界にあり、様々な役割を果たしています。一方で、気候変動の影響で我が国の砂浜が21世紀末に最大で9割消失するとの予測があります。本講義では、砂浜消失に対する適応策の考え方について紹介します。
東北大学は、国際卓越研究大学第1号として、世界トップの研究大学になるための様々な取り組みを始めています。講演では、東北大学と工学部のこれまでの動き、国際卓越研究大学としての新しい活動を紹介すると同時に、2027年度から新たにスタートする国際共修教育プログラム「ゲートウェイカレッジ」についてご説明します。
12:00-13:00
昼食休憩
本年度の工学部新入生の女子比率は13.2%、特に、建築・社会環境工学科では26.8%に達しており、着実に増加しています。工学部では、ALicEと呼ばれる支援室とDEI推進プロジェクトの2つの組織が連携して、 女子学生が安心して伸び伸びと学生生活を送れる環境づくりに取り組んでいます。例えば、4月始めに友達を作るための新入女子学生の交流会の開催、女子学生向けの休憩室の設置、国内や海外の学会で研究発表するための旅費助成、大学からの帰宅が遅くなってしまったときのタクシー利用料補助、など様々な支援が行われています。詳細は説明をお聞きください。
東北大学工学部、及び「工学」という学問分野について簡単にご紹介したあと、東北大学工学部の入試についてご説明します。
東北大学工学部が求める人材像や工学部で行っている入試の種類などについてお話しするとともに、特にAO入試について、東北大学としての考え方、評価項目、志願者や指導される高校の先生にご理解いただきたいポイントなどについて、お話しします。
さらに、令和9年度(2027年度)入試の変更点について、ご説明します。
高校で化学が好きだった私は、大学では“理学部の化学”で固体触媒の先生に師事し、化学反応機構の解明に取り組んでいました。そんな私が、今では“工学部の化学”で半導体・エレクトロニクスの分野で様々な材料やそのためのプロセス開発に取り組んでいます。みなさんの多くは、どうして?と不思議に思われるかもしれません。講義では、講義タイトルにあるように、“「化学の力」で,未来のエレクトロニクスを切り拓く” 私たちの研究を紹介しながら、その謎解きをしていきます。また、「応用化学」「化学工学」「バイオ工学」の一体教育を理念とする学科の紹介も併せて行いますので、是非、みなさんご参加ください。
「計測」の革新は世の中を大きく進展させます。これまでX線CT、MRI、透過型電子顕微鏡など、新たな計測装置の開発に対して、数多くのノーベル賞が授与されてきました。皆さんの身の回りのものは全て「材料」でできていますが、この材料の計測技術に革新を起こすことができれば、事故を防ぎ、資源をムダにせず、環境にも優しい持続可能な社会を作ることができます。この可能性を秘めたもの、それが「超音波」です。超音波は、人の耳では聞くことができない高い音ですが、皆さんが話す声とは異なる不思議な性質を持っています。この講演では、世界に先駆けて開発を進める最新の超音波可視化技術の研究について紹介します。
スーツケースが滑らかに動くことや、自転車がしっかり止まることには「摩擦」の力が関わっています。普段あまり意識しない摩擦ですが、私たちの安全で快適な生活を支える大切な存在です。実はこの身近な摩擦が、私たちの生活だけでなく、機械や地球の未来にも深く関わっています。機械の中では摩擦によって多くのエネルギーが失われ、故障の原因にもなります。摩擦をうまくコントロールする技術は、高性能で信頼性の高い機械を実現し、環境にやさしい社会づくりにも役立ちます。本講演では、摩擦の不思議な世界を入り口に、学生と進めている最先端の研究や研究成果を社会につなげる未来への挑戦について紹介します。
東北大学工学部でのキャンパスライフについて、工学部5学科の学生によるクロストーク形式で、会場の皆さまからの質問にお答えします。東北大学での学生生活、工学部での授業や研究、留学、仙台での一人暮らし、アルバイトや家計、将来の進路などなどについて学生のナマの声を聴くことを通じて、数年後のご自身の東北大学工学部での姿をイメージしてみてください。
16:25-16:30
閉会挨拶
sentiment_very_satisfied 相談コーナー 10:05~16:30(2階講堂ロビー)
・相談コーナー[個別相談形式]
入試相談/学生生活相談(学寮、奨学金等)/留学相談
・ものづくりサークル紹介コーナー
国内大会上位入賞や世界大会進出などを果たしている「人力飛行機」「ロケット製作打上」「ロボコン」「宇宙エレベーター」「火星探査ローバー」の各サークルの工学部生が、活動内容について説明するとともに、国内トップや世界へ挑戦することのワクワク感について熱く語ります。
conversation 交流コーナー 10:50~17:30(1階特別会議室)
・各学科学生との交流コーナー[グループ懇談形式]
機械知能・航空工学科、電気情報物理工学科、化学・バイオ工学科、材料科学総合学科、建築・社会環境工学科
・女子学生コーナー[工学研究科DEI推進プロジェクト/ALicE特別企画]
女子高校生・保護者向け相談/先輩女子の働き方紹介/女性技術者との交流
お問合せ
東北大学工学研究科・工学部 入試広報企画室
TEL:022-795-5013 FAX:022-795-7041
E-mail: tkit◎grp.tohoku.ac.jp
(◎を@に置き換えてください)
東北大学工学部 高校生・受験生向けポータルサイト
https://web.tohoku.ac.jp/eng_mirai/