修士研究教育院生の鈴木祐太さん(工学研究科・土木工学専攻・M2)らの研究グループによる論文が計算力学分野の国際的な学術雑誌『Computational Particle Mechanics』に採録されました。
【概 要】
本研究では、地盤や水の大きな変形・流動を扱う数値解析手法を改良し、従来よりも複雑な形状や境界を含む問題を安定して解析できる手法を開発した。ここでは、複雑な形状を有する土・流体の連成問題であるパイピング現象に提案手法を適用した。その結果、数値的な誤差を抑制しながら、地盤の沈下、隆起、土砂の流出、堆積といったパイピングに伴う一連の現象を再現することに成功した。
【用語解説】
パイピング現象:ダムや堤防のように水や土をせき止める構造物の前後において、水圧・土圧の差が生じることで発生する地盤の崩壊現象。
【論文タイトル】
Multi-patch B-spline-based hybrid MPM–FEM for simulating piping failure
【著者】
Yuta Suzuki, Riichi Sugai, Soma Hidano, Reika Nomura, Shuji Moriguchi, Takeshi Kodaka, Kenjiro Terada
【関連リンク】
掲載誌:Computational Particle Mechanics
掲載日:2026年7月
リンク: https://doi.org/10.1016/j.cpms.2026.07.002
