スマホdeリレーの歩車間通信への適用可能性を実証

2014年12月22日に,東北大学青葉山キャンパス(仙台市青葉区)において,スマホdeリレーの歩車間通信への適用可能性を検証するための実験を実施しました.歩車間通信は自動運転技術や安全運転支援技術を実現する通信方法の一つとして注目を集めています.本実験では,スマホdeリレーを積載した自動車の移動に伴い,歩行者との接続関係が自動的に更新されることを確認しました.本実験の成果をまとめた論文は2015年12月にIEEE Vehicular Technology Magazineに掲載されましたが,その際,出版社の方で見開きカラーの挿絵を作成して発行されるという良い意味での異例の対応を受けるなど,研究成果が注目を浴びていることがうかがえます.