Flow-accelerated corrosion - 流れ加速型腐食


Page 1 : 流れ加速型腐食
Page 2 : 流動試験ループと可視化実験

Page 3:流入条件によるエルボ内の流動構造の変化の解明

Page 4 : オリフィス下流乱流場での配管減肉に対する速度変動周波数の影響評価

実機プラントでは複雑な流れがデュアルエルボに流入していると考えられるのでその評価を行う必要があります。 そこで、デュアルエルボの入口流入条件を偏流もしくは旋回流にすることで、 エルボ内の流動構造が発達乱流の場合と比べてどのように変化するのかを評価することを目的とし、可視化実験を行っています。


偏流

入口の流入条件を偏流とするときは、偏流板を用います。 偏流板は外径130mm、内径56mm、厚さ3mm の円板であり、流路の半分が塞がれているものです。 この塞がれた部分に直径6mm の穴が16 個開いています。 また、偏流板は設置する向きを変えて実験を行います。

偏流板

実験ループ(偏流)



可視化結果(偏流)

エルボ入口における流速分布





旋回流

入口の流入条件を旋回流とするときは、スワラーを用います。 長さ80mmの配管の中に羽根が6枚ある。この羽根は30度の角度で配管に溶接されています。 流体がスワラーに流入すると、この羽根によって流体が旋回します。

スワラー

実験ループ(旋回流)


可視化結果(旋回流)


エルボ入口における流速分布






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