Flow-accelerated corrosion - 流れ加速型腐食


Page 1 : 流れ加速型腐食

Page 2 : 流動試験ループと可視化実験
Page 3 : 流入条件によるエルボ内の流動構造の変化の解明
Page 4 : オリフィス下流乱流場での配管減肉に対する速度変動周波数の影響評価


流れ加速型腐食

原子力発電所や火力発電所などでは、曲がり管(エルボ)やオリフィスを有する複雑な配管系を 用いています。このような配管系において、流れ加速型腐食(FAC Flow-accelerated corrosion) による配管内壁の減肉事象が確認されています。 流れ加速型腐食とは配管壁(鉄)の水中への溶出(腐食)が流れにより促進される現象のことです。
流れ加速型腐食による減肉が進行すると、配管破断へとつながります。 したがって流れ加速型腐食を引き起こす流動構造を解明し、減肉の緩和技術を提案することは 原子炉システムを設計する上で重要な指針となります。

流れ加速型腐食(FAC)のメカニズムと減肉発生箇所



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