■2019年8月の大学院入試を受験し、2020年4月から光捕集機能をもつメタ表面の研究に取り組む大学院生を募集しています。
電磁場計算による設計、収束イオンビーム装置によるサブ波長微細構造作製、分光的手法による特性評価を行います。
光の波長よりも小さい人工構造によって光の応答が大きく変化することがこの20年ほど前に明らかになり、
負の屈折率、透明マントなどが議論されてきましたが、現在までのところ、
広く社会に貢献するようなデバイスは現れてきませんでした。
われわれは人工構造によって薄膜に入射した光を捕集し、
光ファイバーによって集めるような構造を設計、実証することをめざしています
このような機能を実現するために、光の幾何学的位相、光のスピン軌道相互作用、変換光学を踏まえ、
トポロジーを利用した新しい物理を開拓することが必要になります。
興味をお持ちの方は、石原(t-ishihara@tohoku.ac.jp)までご連絡ください。
試作試料、測定装置系などを紹介しながら、より具体的な説明をいたします。