安達文幸特任教授(電気通信研究機構、東北大学名誉教授)がIEEE ComSoc(Communications Society)より「2017 IEEE ComSoc RCC Technical RecognitionAward」を受賞しました。
この賞は学術界および産業界における無線通信の研究開発の促進を目指して設立されたもので、無線通信技術の発展に顕著な貢献をした研究者に授与されます。
安達文幸特任教授は第3世代(3G)システムに採用されている広帯域CDMA(W-CDMA)技術の開発に先駆的な貢献を果たしました。移動通信システムは第4世代(4G)システムへと移行し、現在、第5世代(5G)システムの研究開発が活発に進められていますが、これらの基盤となる無線通信技術の開発にも貢献しています。このように永年に亘るデジタル移動通信システムの研究開発への貢献が評価され、12月7日シンガポールで開催された国際会議 IEEE GLOBECOM 2017にて表彰式が行われました。