安達文幸特任教授(電気通信研究機構、東北大学名誉教授)がIEEE VTS(Vehicular Technology Society)より「Stuart Meyer Memorial Award」を受賞しました。
この賞はStuart Meyerが携帯電話の前身のTrunked radioの発展に貢献した偉業を記念し、エリクソン社(スウェーデン)とIEEE VTSが創設し、無線技術と科学の発展により社会 に貢献した研究者を表彰するものです。
安達文幸特任教授は第3世代(3G)システムに採用されている広帯域 CDMA(W-CDMA)技術の開発に先駆的な貢献を果たしました。移動通信システムは第4世代(4G)システムへと移行し、現在、第5世代(5G)システムの研究開発が活発に 進められていますが、これらの基盤となる無線通信技術の開発にも貢献しています。このように永年に亘るデジタル移動通信システムの研究開発への貢献が評価 されての受賞です。表彰式は9月26日、カナダトロントで開催された国際会議 IEEE VTC2017-Fallで行われました。
for significant research contributions and exceptional community service with respect to advanced wireless signal processing algorithms for mobile radio
~最先端移動無線通信信号処理における優れた研究業績および研究コミュニティへの貢献~