宗教学(2019年度後期)

科目名/Subject 宗教学
曜日・講時・教室/Day/Period/Place 後期 月曜日 2講時 川北キャンパスC102
科目群/Categories 全学教育科目展開科目-人文科学
単位数/Credit(s) 2
対象学部/Object 文系 医保歯
担当教員(所属)
/Instructor (Position)
オリオン クラウタウ 所属:国際文化研究科
開講期/Term 2セメスター
科目ナンバリング
/Course Numbering
ZDH-RES101B
使用言語
/Language Used in Course
2カ国語以上
授業題目
/Class
Subject
仏教と日本‐国際共修ゼミ‐
授業の
目的と概要
/Object and
Summary
of Class
日本列島の人々は、「宗教」としての「仏教」に直接かかわらなくとも、「お釈迦様」や「阿弥陀様」、あるいは「日蓮」や「道元」といった名前は、誰しも耳にしたことがあろう。ある意味で身近なものではあるものの、「日本仏教」を象徴するような存在たる「聖徳太子」や「親鸞聖人」の行動と思想、そしてその歴史像は如何なる形で今日の我々に伝わったのか、等々のことに触れる機会は少ない。本科目では、近現代の歴史的展開を中心として、「宗教」としての「仏教」の成立に着目しつつ「日本仏教」なるもののイメージ形成を検討していく。
学習の
到達目標
/Goal of
Study
近代における「仏教」のイメージ構築という問題の立場から「日本」を再認識し、宗教史学的なものの見方を理解していく。
授業内容・
方法と
進度予定
/Contents
and
Progress
Schedule
of the Class
本授業では、担当教員が基本的な事情について講義し、文学作品や映像資料を多用して、「日本人」と「仏教」との関係について考えていく。ミニット・ペーパーを利用したディスカッションによって、受講生同士の学び合いも図る。

① ガイダンス――日本の「宗教」を考える
② 宗教としての「仏教」の歴史
③ 釈迦という教祖 ①
④ 釈迦という教祖 ②
⑤ 聖徳太子は誰なのか ①
⑥ 聖徳太子は誰なのか ②
⑦ 空海と密教のイメージ ①
⑧ 空海と密教のイメージ ②
⑨ 日蓮の近代 ①
⑩ 日蓮の近代 ②
⑪ 親鸞像の諸問題 ①
⑫ 親鸞像の諸問題 ②
⑬ 日本と「Zen」①
⑭ 日本と「Zen」②
⑮ まとめ

成績評価
方法
/Evaluation
Method
平常点50点、期末レポート50点。平常点は出席およびミニット・ペーパーの内容を踏まえた議論等に基づいて、算出する。
教科書
および
参考書
/Textbook
and
References
関連URL
/URL
授業時間外
学習
/Preparation
and Review
歴史資料等および文学作品など、事前に読んでくることが求められる。テキストの詳細は、講義時に指示する。
その他
/In Addition
外国人留学生等特別課程(日本語)の授業と合同で開講する。