2019年12月13日(金)、九州大学人文科学研究院のEllen Van Goethem先生がこちら東北大学国際文化研究科でご講演なさいました。欧米では日本古代史第一人者の一人で、長岡京および桓武天皇について貴重な成果を発表してきたヴァン=フーテム先生には今回、近代における平安神宮の形成について、話して頂きました。
平安遷都1100年の記念事業の一環として、日清戦争の時期に創祀されたこの神社は、以降も公共空間として京都の近現代史において重要な役割を果たし、今は「日本」のひとつの象徴として、国際的に機能しています。普段、仏教史に没頭するゼミ生は、神道史の話もヴァン=フーテム先生のような専門家から聴けて、とても贅沢な時間でした。
ヴァン=フーテム先生、我々東北大を今後ともよろしくお願いします!また是非、来てください!

