2019年12月12日、本ゼミ担当教員のクラウタウ先生は倉西憲一先生と三浦先生の招待で、大正大学の綜合仏教研究所において講演「近代日本仏教史上の村上専精」を行いました。
本講演は、クラウタウ先生が院生時代から長らく研究してきた、東京(帝国)大学印度哲学講座初代教授・村上専精の思想を展開的に捉え、それを通して「近代日本仏教思想」を上書きする試みです(その成果は準備中の英語単著にて発表する予定だそうです)。
質疑応答の時間は限られていましたが、話は終了後の懇親会でも続きました。クラウタウ先生は大学院時代に仲が良かった同級生・伊久間洋光氏と十数年ぶりに再会できて、嬉しかったとのことです!

当日の様子は、大正大学綜合仏教研究所研究員の森覚氏がツイッターで掲載しています。
東北大学国際日本研究講座准教授オリオン・クラウタウ先生にご講義いただきました。1時間半、村上専精とその周辺の言説を手がかりに、明治時代の仏教がいかに宗教として再定義されていったかをお話しいただきました。クラウタウ先生が研究されている近代仏教史の思想的展開を通しで聴けた贅沢な時間。 pic.twitter.com/GaC0xXjDAU
— M O R I K A K U (@rokutenchi) December 13, 2019