2019年12月11日(水)に、デューク大学のリチャード・ジャフィ教授の講演会「日・印仏教交流と仏教の近代化」が龍谷大学大宮学舎にて開催され、ゼミ生の亀山光明氏とジュリオ・ナシメント氏が参加してきました。
同講演会は本ゼミの読書会でも使用したジャフィ先生の単著『Seeking Sākyamuni: South Asia in the Formation of Modern Japanese Buddhism』(University of Chicago Press, 2019)の出版を記念して開かれた講演会です。講演当日は17年間かけて本書を出版されたジャフィ先生の軌跡が語られるとともに、南アジア地域が近代日本仏教の形成に果たした役割について聖地への巡礼、留学、物質文化、アジア主義などの多様な側面から議論されました。
講演後に開かれたジャフィ先生を囲む懇親会にも参加し、ゼミ生たちは今後の研究の方向性など多くの有益なアドバイスを頂いたようです。

