大澤広嗣先生、東北大でご講演!

11月8日に、文化庁宗務課の大澤先生が、こちら国際日本研究講座で公開講演を行いました(文学研究科の日本思想史研究室・現代日本学研究室との合同企画です)。先生は、勤務先の宗務課の仕事内容をご紹介の上、現在の「宗教法人」の仕組について詳しく説明し、さらに明治憲法以前の「宗教」関係の一連の布告等を概観し、日本における「宗教行政」から「宗務行政」への流れを指摘されました。

1939年4月「宗教団体法」の「認可主義」、1945年12月「宗教法人令」の「準則主義」、そして現在につながる1951年4月「宗教法人法」の「認証主義」という展開を各時期の社会背景との関係で講じられ、「単位宗教法人」や「包括宗教法人」の相違についても説明を頂きました。『宗教年鑑』を編まれている大澤先生から、このような話が頂けるなんて宗教史オタクの我々からして、極めて嬉しい一日でした!(笑)

講演の趣旨を丁寧に説明する大澤広嗣先生!
ほぼ満席でした!
報告後のクラウタウ先生、金原先生、大澤先生、繁田先生
そして講演終了後、大澤先生を囲む会も!
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