宇宙が生まれてからのたった1秒間には、インフレーションと呼ばれる急激な膨張が起こり、そのエネルギーが熱エネルギーに変わり、私たちの身の回りの物質を構成している素粒子たちや未知の暗黒物質(ダークマター)が生成されたと考えられています。しかし、これらが具体的にどのように起こったのかは、未だに解明されていません。
 この研究室では、素粒子理論と相対性理論という物理学の基礎理論を用いて、このたった1秒間に何が起きたのかを明らかにするための研究を行っています。それは逆に、物理学の究極理論を探求するための一つの方法でもあります。

新着情報

学生関係
修士課程の学生がGP-PUプログラムの履修生として採用されました。
学生関係
共同で指導していた学生が修士号を取得し、民間企業に就職しました。

素粒子理論の分野の慣習として、論文の名前の記載順はアルファベット順になっています。