ファイルの整理


作業用のディレクトリを作る

UNIXの階層的なファイル構造は、関連するファイルを整理するのに適しています。 何かまとまったプロジェクトを行う場合には、 それとわかる名前のディレクトリを作って、 その中で作業するようにすると良いでしょう。

良く用いられるディレクトリ名として以下のものがあります。

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	名称	意味
	=============================================================
	bin	実行ファイルを入れておく
	etc	その他、管理用のファイルを入れておく
	lib	ライブラリ
	doc	ドキュメント
	tmp	一時的作業領域
	Mail	電子メール (自動的に作られる場合が多い)
	News	ネットワーク・ニュース (自動的に作られる場合が多い)
	-------------------------------------------------------------

不要なファイルを消す

UNIXには一度削除したファイルを復活させる方法はありません。 ファイルを削除する時は慎重に行いましょう。 特にシェルのファイル名置換機能を用いて複数のファイルを指定する場合など、 自分では意図していなかったファイルまで消してしまう場合があるので注意して下さい。 このような場合は rm コマンドに -i オプションを付けて 個々のファイル毎に消去しても良いか対話的に聞いてくるようにすると良いでしょう。
	% rm -i test
	rm: test を消去しますか (y/n)? 
また、UNIXの標準コマンドではありませんが、不要なファイルを消すcleanというコマンドを用意しました。このコマンドはエディタのバックアップファイルやLaTeXなどで中間処理のために作られるファイル、ソースファイルのあるオブジェクトファイルなどを消すようになっています。
	% clean


takuji@cc.mech.tohoku.ac.jp