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ワークショップには30名を超える方々に参加いただき,科学的の不定性が典型的に現れる法廷の現状を例にとりながら, 科学の不定性を踏まえた社会的意思決定の制度,科学リテラシーや人材育成のあり方などについて活発な議論が行われました. ワークショップ終了後には,参加者の皆さんにアンケートをお願いし,多くの回答を頂きました.今後のさらなる発展に向け,公開の許諾を頂いた分について,ご意見を掲載いたします.

世話人 東北大学 本堂

当日の様子

報告

日程について

  • ♦ちょうど良い日程でした。
  • ♦よい
  • ♦ちょうど良かったです。
  • ♦問題ありません。週末であれば、大学だけでなく、中学高校の教員も出席しやすいかと思います。
  • ♦今回は2日目のみ参加させていただくことになってしまいましたが、適切な日程を組んでいただいていたかと存じます。
  • ♦内容が豊富であったため2日間かけたのはよかったと思います。

プログラム構成について

  • ♦聞き応えのある内容が多く、また実践的な発表も配置されており、全体的にバランスがとれていたと感じた。
  • ♦1日目の発表数が若干多かったようにも感じましたが、発表順に関してはどのように論点が移っていくのかが明確で良かったと思います。
  • ♦ふつう
  • ♦よかったです。
  • ♦問題ありません。
  • ♦とてもよかったと思います
  • ♦メインのテーマとその後の討論会を含めて、非常に有意義なプログラム構成になっていたかと思います。
  • ♦本堂さんのご努力で、さまざまな方の報告が聞けて非常に勉強になりました。本堂さんと平田さんお二人の報告時間が短かかったので、これまでのシンポジウムに出ていなかった私(笠)としては、どこかでもう一度講演をお聞きできればと思いました。

全体的感想,その他

東北大学 関根さん

スペクトルが幅広く、認識を広げる意味で大変参考になった。また若い方々が活発に議論していたのが好ましく感じられた。

東京大学 鈴木さん

実務に関わっている方の議論が聞けた点が良かったです。STSで教育をやっている方のお話をもう少し聞きたかったので次回は是非お願いいたします。

和歌山大学 菊地さん

皆さんがもたれている問題意識の共有がなされていたように感じました。 今回のワークショップでの活動が、社会の閉塞感を打破するきっかけになれば、非常に有意義なものになるのではないかと思います。

香川大学 笠さん

先にも書きましたが、非常に勉強になりました。どうもありがとうございました。

その他のご感想

時間を守っての発表

その他のご感想

「中学高校で科学教育に関わっている先生が多くこられる」ことが事前には分からなかったです。結果的にお話を伺えたことはよかったですが、多少驚きました。

その他のご感想

長丁場でしたが、内容も濃く、実に興味深いものばかりでした。 また、このような機会があれば参加したいと思います。

その他のご感想

様々なお話を聞くことができて,とても刺激されました. 今後,自然科学教育の方針を考える上で,新しいアイデアの素が得られた気がします.

その他のご感想

夏のワークショップには校務の都合で参加できなかったので、楽しみにしておりました。自分が「当然である」と感じていることが、どうやら違うらしく、伝わりにくい状況であることを始めて「実感」しました。興味深く、有意義な2日間でした。ただ、自分自身もそうですが、やや教育分野に偏りがあったように感じました。法学・科学・教育が上手くかみ合っていないようにも思えました。法学の方々は法教育についての視点、科学・教育に属する者は市民教育の視点で考えていたのではないでしょうか。教育関係参加者が多かったこともあると思いますが、果たして今回の取り組みの意図に沿った内容になっていたかについては、気になりますし、申し訳なく感じます。

今後の企画・活動への希望

東北大学 関根さん

これからの社会を思い浮かべるとき、教育の役割は非常に大きく地道であっても着実に活動を続けていくことが大切であると感じる。教育現場での意識の高揚という問題意識をもつ活動や企画があってもよいと思っている。

東京大学 鈴木さん

実例の発表が多く、非常に興味深かったのですが、どのような理論に依ってたつのかを明らかにする為にも、科学と教育等に関する理論のレビューを行うのも良いのではないか、と思いました。 取りまとめなどをしてくださった先生方に感謝致します。

福井大学 山田さん

科学の専門家や法律の専門家の方と議論ができて、本当に有意義な会でした。 特に尾内さんの「科学者とは誰のことか?」という論点提示がすごく面白くて、 もっと突っ込んで議論できたらな、と思いました。 また、次は科学技術社会論の専門家や、政治関連の専門家の方とも議論がしたいです。

大阪府立港高校 平井さん

関西でもしていただけたら幸いです

和歌山大学 菊地さん

今後も継続して活動を行っていただけることを期待します。専門家だけではなく、一般の方々を含めた幅広い意見集約、活動の場となることを期待しております。

香川大学 笠さん

 平川さん(たとえばリスク受容にかかわる諸要素・とくに「信頼の地雷」という観点)、本堂さん(たとえば、科学の不定性の階層性の議論)、尾内さん(科学者の「踏み越え」の論点)などを生かした科学の不定性やリスク論、科学者の発言の捉え方の高校生・大学共通教育レベルの具体的な教材を、(教師用ガイドなども含めて、)作成し、試行と公表を行っていくような共同作業ができればと思いました。ご検討お願いします。

その他のご意見

このような企画を継続して頂ければと思いますが、どのような予算や枠でやるか、なかなか難しいですね。

その他のご意見

科学の不定性というテーマを扱い、その市民教育を考える上で、中学、高校での学習は欠かせないと思います。 ぜひそのような研究、実践に参加できれば思います。またこのような機会があれば参加したいと思います。

その他のご意見

ワークショップで議論されたような,科学・法・政策の相互の関係性を, より一般に広く理解してもらえるような活動が必要だと感じています. とくに,基礎教育(中高生)において,より幅広く関連性を議論できるような人材を育成するために, 教科横断的(理科と社会,理科と数学,国語と数学等の相互関係)な科目の創出に向けた研究を それぞれの専門家と共同してやれないかと考えています.


Thank you