RK君凱旋

昨年度修士課程を修了し,現在は地元で公務員として勤務しているRK君が久々に(といっても卒業から4ヶ月弱ですが)仙台にいらっしゃいましたので,国分町で歓迎の飲み会を開きました.


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1次会の会場は,3月にM2の送別会を開いた「牡鹿半島」という店でした.料理が好評だったため再度会場として指名されたのですが,今回もおいしい料理ばかりでした.RK君が早くも地元で頑張っている様子などを聞けてよかったです.私も頑張らないといけません.うまい料理と楽しい会話で酒がいつも以上に進んで,お約束のカオス状態で飲み会は幕を閉じました.RK君,またいつでも遊びに来てください.

(T.Y.)

Jeongさん歓迎パーティー

「あにょー、Jeongさん!Yesterdayの帰宅時間・・・go home はwhat time ですか?」
これは冗談ではなく、実際に行われた会話です。(TKにより)

現在、韓国から1ヶ月ほど研究にいらっしゃっているJeongさん(ちょんさん)との会話は主に英語60%、日本語30%、韓国語10%で行われております。

中学、高校、大学と英語を習ってきたわけですが、いざ話そうとすると、思いのほか難しいものです。

数週間過ごしてみて感じたことは、英語は文法ではなく熱意と勢いなのではなかろうか?ということです。
そしてその結果が冒頭の文章に繋がります。

前置きはこれくらいにしておきおまして、main purposeであるちょんさん歓迎パーティーの様子を紹介したいと思います。

歓迎パーティーのはずがちょんさんに韓国料理を作ってもらってしまいました!

 

 

 

 

 

 


チヂミの図

 

 

 

 

 


ラボメンバーでおいしく頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


写真からもわかるようにとても楽しい歓迎会になりました。
こうやっていろいろな国の方々と触れ合うことが出来るのはとても刺激的で勉強になります。
このまま牧研メンバーになって下さったらなぁと思う今日この頃です。

ちょんさんの料理マシッソヨ~☆

 

 

 

 

 


TK

すべてが熱かった

私に限った話ではないと思うが,小さい頃の記憶や感情はどんどん忘れていく.
もちろん楽しい思い出はたくさんあるけど,空気に触れて色あせないように鍵のかかった箱の中に入れてるから,なかなか取り出せない.
取り出したくない恥ずかしい思いでもたくさんあって,まぁ色々なことを忘れたことにして,日々は巡っていった.

世の中という水で少しずつ薄めていった自分は,とうぜん昔の自分ではないのだけれども,でも幼い頃の自分をコップの底で少し見つけた,そんな2日間のことを少しだけ書かせていただく.

夏はサンプリング,私とM1のK君と先生は栃木県・渡良瀬遊水地に来ていた.

 

 

 

 

 


降水確率は50パーセント強,梅雨時期の変わりやすい天気も心配で私はコンビニで500円のレインコートを購入しておいた.

しかし出発時にはぐずついていた天気もフィールドに出る頃には少しだけ明るくなっていた.
やはりわが先生は晴れ男,いやフィールドの神様なのだ,とレインコートを買った自分を一瞬恥じた.

渡良瀬は様々な生命に満ち溢れていて,力強かった.

 

 

 

 

 


写真はただの昼顔で申し訳ない.
カメ小(カメラ小僧)のKは今年から研究室に入った仲間で,まだ慣れないサンプリング故,カメ小に集中できなかったのではないかと推察される.
ペンを落としまくり(フィールドで落とすと中々見つからない)軽くてんぱっていた彼をこれからも温かい目で見守っていきたい.

高いヨシに囲まれた空間.

 

 

 

 

 

 


すべてのものを見上げていた,こんな時代もあったなぁと懐かしくなる.
こうやってヨシを掻き分けていくのも何だか幼い頃の秘密基地遊びみたいで(実際やったことはないけど)

フィールドの中で見つけたノスタルジーに,密かに私の心は暖まったのであった.

しかし,心以上に暖まったのは体だ.
なにせ無風なうえ,湿度は異常に高い.午後は日も本格的に差してきて激熱であった.
汗をリットル単位でかくのも久しぶりで少々疲れた.

失われた水分を補給すべく,夜は泡の出る麦の水をたいそう頂いた.
共同研究者であるIさんに連れて行ってもらった料亭(というにはあまりにアットホームな)で,おいしい料理に舌鼓をうった.
特に鶏の中落ち,ハチノスのラー油漬け(にんにくon)など創意工夫にとんだ料理は絶品の一言で,
こんにゃくがとても美味であった.あのこんにゃくがである.いたく感動した.

料理の写真が無いのがもどかしい.
カメ小のKは今年から入ってきた仲間で(中略)これからいっそう頑張っていただきたい.

二日目もIさんに植物の生育地を案内していただき,無事にサンプリングを終えた私は帰り道,先生の車の心地よい揺れに身をまかせ,ぼーっと懐古した.

まだまだ未知の物ばかりで,すべての事が新鮮で面白かった,幼い頃.
最近感動を忘れた,なんていうのは嘘で,こうやってフィールドの中には数々の未知があって,おいしい料理はまだまだ世の中にたくさんあって,そういうのに出会えたら私はまた感動するのだろう.

幼い頃,すごいなあと瞳を大きくしたあの時のように.

KS