2025/7/1-6
2025 International Conference on Magnet Technology (MT29) @Omni Boston Hotel at the Seaport (Boston, MA, USA)


こんにちは、准教授の伊藤です。
米国ボストンで開催されたMT29に参加してきました(当研究室からは私だけの参加です)。
ちなみにMT23もボストンでした(報告記事はこちら)。


早速ですがオープニング。わくわくしますね。


初日のPlenary。
アメリカの核融合スタートアップ企業であるCommonwealth Fusion Systems (CFS)のBrandon Sorbom氏による小型トカマク炉SPARCの高温超伝導マグネット開発の話です。
お金と人材が集まるスタートアップ企業は開発のスピードが半端ない。

さて、今回は成果発表以外にも、低温工学・超電導学会本部からの会議報告記事執筆、低温工学・超電導学会冷凍部会での国際会議報告、を依頼されており、核融合の発表について色々と聞いてきてまとめるというミッションがあります。

冷凍部会での国際会議報告はASC2018のときにもやりましたが、その時と比べ、核融合研究の状況は大きく変わりました。
スタートアップ企業が次々にでき、高温超伝導核融合マグネットの研究発表が、会議のメインとなっていると言っても過言でないほどです。

私が長年手がけてきた分割型高温超伝導マグネットを適用する野心的なコンセプトも増えてきました。
アメリカCFSのARC、イギリスUKAEAのSTEP、ドイツGauss FusionのGAUSS GIGA power plantなどです。


Gauss FusionのNeil Mitchel氏のご発表。
当研究室卒業生の泊瀬川晋さんも4th Authorとして名を連ねています。

他にも興味深い発表はたくさんありましたが、きりがないので割愛。
なお、この報告記事、時系列はぐちゃぐちゃです。


こちらはポスター会場。



ポスター発表中はコーヒーブレイクも兼ねます。
アメリカっぽいお菓子などもふるまわれます。


私もポスター発表してきました(ちょうど真ん中の日の7月4日)。
わかる人にはわかる身内感。
(写真を撮ってくれた高橋先生、写真に写ってくれたArnaudさん、ありがとうございます。)

最終日の前日にはクロージングとして立食パーティがありました。



アメリカっぽい食べ物。
バンケットと呼ぶには少し物足りない。

学会の食事は大したことなさそうだ、ということを予想し、ボストンっぽいものを初日の夜に食べに行っていました。


そうロブスターです(ボストンでは有名なシーフードレストランチェーン店のリーガルシーフードに行きました)。
東北大金研の淡路先生、高橋先生、物材機構の西島さんとご一緒させていただきました。


話は変わって・・・、アメリカにとってこの期間は特別な週です。
7月4日は独立記念日。
ということで、核融合研の柳先生と当日夜にボストンの街中を散歩してみました(歩数2万4千くらい)。


ボストンコモンでは、夜の花火を見ようと多くの人が終結。


花火まで待てず、ホテル近くのビアガーデンへ。


遠くに見える花火。
少しだけお祭り気分を味わえました。


話はもう1つ変わります。
私は2011年に2か月半だけMITに研究に行っていて、そのときに妻と当時0歳児だった息子とともにボストンに住んでいました(その時の様子はこちら)。
ということで、そのときのことを思い出すために1人で散歩に半日だけ出かけました(歩数2万7千くらい)。


当時、通っていたMIT PSFC (Plasma Science and Fusion Center)。


MITに通うために毎日わたっていたHarvard Bridge。
なんか当時よりも落書きが増えたような気が・・・(この写真の文言は結構昔からあるみたいです)



住んでいたアパート。
今はもうアパートではないらしいです。
玄関が綺麗になっていました。


よく水を買いに行っていた近所のコンビニみたいなところ。



頻繁に買い物に行っていたスーパー。
当時はShaw'sという名前で、今はStar Market(Shaw'sとStar Marketで経営統合されたとのこと)。
店内はほぼ同じ。


最後に今回、ボストンに行く、ということで、当時のMITの受入担当であり、共同研究者であるLeslie Brombergさんに事前に連絡を取っていました。
研究分野を変えて、スタートアップ企業を立ち上げたそうで、MT29には参加していなかったものの会場のホテルまで会いに来てくれました。


ホテルのロビーで記念撮影。


こちらは14年前にMITで撮った写真。

また、ボストンに行きたいです。
何か新しく共同研究とかできないかなあ。


文責:伊藤 悟 准教授


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