2012年7月26日(木)、東北大学 萩ホール (仙台市青葉区川内40) 前の除染を行いました。

除染の前に、土壌がどの程度放射能を持っているか測定しました。
測定点は下の写真の通りです。(2012-06-04 測定)

測定中の写真

写真中の番号は測定点を表し、下の表と対応しています。 西から東へ番号をうっています。 東側の方が、またコンクリートとの境界部分で線量が高くなっています。 東側が低くなる勾配がついており、コンクリート上に付着していた放射性セシウムが雨によって草地へ流れ込んだことによるためと考えられます。

No.	境界 高さ1m	境界 地表面	No.	境界 高さ1m	境界 地表面
2	0.12	0.33	13	0.16	0.41
3	0.10	0.20	14	0.17	0.48
4	0.10	0.16	15	0.18	0.52
5	0.11	0.13	16	0.15	0.35
6	0.09	0.14	17	0.16	0.26
7	0.10	0.16	18	0.19	0.51
8	0.11	0.16	19	0.20	0.43
9	0.13	0.34	20	0.16	0.28
10	0.12	0.36	21	0.10	0.31
11	0.15	0.35	22	0.11	0.25
12	0.15	0.56	?	(μSv/h)	?

測定結果に基づき、除染はコンクリートとの境界部分から、30cm程度深さ10cmを除去することとしました。

除染の結果

除染の基準 0.23 μSv/hを下回り、周辺環境と同等の放射線量となりました。

(μSv/h)

No.	除染前 高さ1m	除染後 高さ1m	除染前 地表面	除染後 地表面
9	0.13	0.13	0.34	0.24
10	0.12	0.11	0.36	0.16
11	0.15	0.12	0.35	0.13
12	0.15	0.11	0.56	0.16
13	0.16	0.14	0.41	0.14
14	0.17	0.14	0.48	0.14
15	0.18	0.14	0.52	0.16
16	0.15	0.14	0.35	0.13
17	0.16	0.13	0.26	0.18
18	0.19	0.14	0.51	0.16
19	0.2	0.17	0.43	0.19