2024/11/28-29
第56回溶融塩化学討論会@電力中央研究所我孫子地区


この2、3年で少しずつ参加させていただいている溶融塩化学討論会へ参加し発表してきました。
いつもの通り、道中で写真を撮っておくという意識が欠如しており、3日間の出張でしたがろくに写真が手元にありません。
なけなしの写真でなんとかこの記事を完成させたいと思います。











電力中央研究所(電中研)の建物ですが、これは学会会場の我孫子地区ではなく横須賀地区の建物です。
今回、電中研の村上様のご厚意により、溶融塩の電気化学実験施設を見学させていただくこととなり、学会前日に横須賀地区の研究所を訪問してきました。

今回の溶融塩化学討論会の会場は電中研ですが、横須賀地区ではアクセス面やホテルおよび会場のキャパシティの制限といった理由から、我孫子地区での学会開催となったようです。
横須賀は素晴らしい所で移動するのは惜しまれましたが、我孫子もまた未踏の地であり、一度の出張で両方へ行くことができて大満足です。
横須賀地区の見学後はM様と一緒に学会会場となる我孫子まで移動し、道中で乾式再処理に係る内容を様々ご教示いただきました。
村上様、改めて御礼申し上げます。

実は、この出張の2週間後にもまたこの横須賀地区にて見学や研究打合せを予定しており、その報告記事で横須賀の素晴らしさをうちの学生さんにまとめてもらおうと思います。



見学訪問の翌日より学会へ参加してきました。
初日の特別講演の一つでは、京大の八木先生による核融合での溶融塩研究についてご紹介がありました。
民間企業により莫大な資金が集まっているというところは皆さんかなり興味を持たれていたようです。
後の懇親会では自分も核融合をやりたかったと仰られていた先生や研究者の方がおられ、やはり核融合というのは一定の人気がある分野なのだなと勝手に再認識しました(宣伝)。
また、電中研社会経済研究所の方のエネルギー政策に関する特別講演も軽快なトークで大変面白く勉強になりました。



さて、自分も発表はしてきていますが、当然の如く発表時の写真はなく、最後の最後で慌てていた私を哀れんだ八木先生に撮影いただいたのがこの1枚です。どことなく申し訳なさが漂います。
次回はうちの学生にも参加してもらえるよう頑張りたいですね。



前半では横須賀を絶賛していますが、移動後の我孫子も大変良い所で、特に宿泊した隣の柏も面白い所でした。
よく分かりませんが外国の方が多くいらしてもうちょっと長く居たいと思うような土地です。
これは初日に食べた刀削麺です。出先での食事は超絶楽しみなのですが、柏みたいに大きい所だと候補がありすぎて決めきれません。



写真の少なさを理由に、余計なことをだらだらと書き続けたところそれなりのボリュームある記事になってしまいました。
それでも最後に以下の写真を載せて終わります。

VAIOが出しているモバイルディスプレイ。非常に薄くて軽く、持ち運びに難儀しないという逸品です。
出先にてデュアルディスプレイで作業ができるとは…!



文責:宍戸助教


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