2020/7/28-30
th 2020年度春季(第99回)低温工学・超電導学会研究発表会
@オンライン


こんにちは。
D3の泊瀬川です。

2020年二度目の学会発表ということで、毎年恒例の春季低温工学・超電導学会に参加致しました。参加者はLuis先生、D2結城、私の3名です。

私はこれまでに3回本会議に参加していますが、開催場所は全て東京・船堀です。どうやら昨年も東京・船堀開催だったようです。

が、今年の開催場所は神奈川・横浜!

しかも会場は大正ロマンな雰囲気漂う開港記念会館ということで、胸は高鳴りまし"た"。

しかし時期はコロナ禍の序章真っ盛り。



不要不急の移動は自粛、ということでWeb開催となりました(開催時期も変更になりました)。

現地交流を学会の最大の目的としている私にとっては、非常に残念ではありました。それでも多くの学会が中止となる中で、"開催はする"という結果は喜ばしいことです。

前例のないWeb開催ということでプログラム担当の方も相当大変な思いをしていらっしゃるはず。ということで、残念がるばかりでなく、Web開催の新鮮な空気を楽しもうと頭の向きを変えました。

発表は基本的にプレゼン資料の放置です。質問があればオンライン掲示板に書き込まれ、掲示板上での議論が発生します。

発表資料はこんな感じ。

ちなみに私は掲示板上のやり取りだと遅延が生じて面倒くさいと思い、リアルタイムで議論が可能なZoomの部屋のリンクを公開していました。結局入室いただいたのは2名のみですが。

Web開催というのは私も経験が初めてで、どんなものかと思っておりました。
個人的に嬉しい点としては2つありました。
第一は、現地開催の場合は並行して複数の発表がされるのに対し、Web開催だと全発表同時進行なので、発表の見逃しが無いという点。
第二は、Web開催の場合、期間中はずーっと資料を確認することができるので、各発表の理解を深めやすい点。

また、学生とは違い多忙な研究者、先生方にとっては、時間を選ばずに学会参加・情報収集が可能な点も良い点だったのではないでしょうか。

個人的に今後こうなっていくと良いなーというものとしては、やはり学会の井戸端間の再現でしょうか。どうしてもオンラインで、放置系発表会ともなると、交流の機会が少なくなります。面倒かもしれませんが、ビデオ会議を使ったリアルタイム議論、VRや拡張現実を使った参加感の演出(こちらは学生有志で企画を進めております)も良いかもしれませんね。

私としては現地開催が良い、Web開催が良いというのは無くて、むしろ場所を選ばずにという流れができることを期待しています。まさに"新しい日常"を迎えようとしているわけで、こういった機会は良くも悪くも貴重ですね。"ピンチをチャンスに"で頑張っていきたいものです。


文責: 泊瀬川(D3)


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