2020/10/24-11/7
Applied Superconductivity Conference 2020
@オンライン


2020年10/24-11/7にオンラインで行われたApplied Superconductivity Conference 2020(ASC2020) に参加してきました。 参加者は伊藤先生、D3の泊瀬川さん、そして私D2の結城です。 もともとは、6月にアメリカのフロリダで行われる予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で延期となり、開催方法もオンラインとなってしまいました…。 伊藤先生はフロリダの「地球の歩き方」も購入していたらしく、大変残念がっておりました。 僕もディズニーワールドを楽しみにしていたので、がっかりしましたが、仕方がないことなので、オンラインの学会に全力で参加することにします(ディズニーワールド行きたかったなあ)。




学会はこちら↓のイベントアプリWhovaを使用して行われました。 こういうものがあるというのもこの時期だからこそ知ることができたので、その点ではよかったのかもしれません。


こちらには発表者全ての資料が載せてあり、見たい発表をオンデマンドで見ることができます(発表者は事前に自分の発表を録画して送りました)。 通常の学会だと、「同じ時間に見たいものが被ってる!」とか「聞き逃してよくわからなかった!」とかありますが、これはいつでも何度でも見れるということでその点では非常に分かりやすいものでした。


また、各自、Live discussionという時間が設けられており、リアルタイムで議論することもできました。 こちらは泊瀬川さんのディスカッションの様子です。アメリカ東部時間でスケジュールされているので、金曜日の23時からでした(僕はお酒を少し飲みながら聞いていました)。 さすがは泊瀬川さんという感じで、次々に来る質問に的確に答えていました。 オンラインということもあり、いつも以上に人が集まっているし、議論はとても活発だしということで、私は自分の番のことを考えて緊張し始めていました。


こちらは私のディスカッションの様子です。私は金曜日の朝7時からでした。 まだ、起きていない頭に喝を入れながらどうにか乗り切りました。緊張もしましたが、いつも留学生と会話していることもあり、ぎこちないながらも単語から意味を読み取ってどうにか答えられたので少しだけ嬉しくもありました。 質問が少なかったのは今後の改善点として受け取っておきます。



伊藤先生はモデレーターとして任命されたとのことで、ディスカッションを円滑に進めるため進行役としても参加されていました。 日本語でも難しい役割ですが、英語で捌くというのはやはりスゴイなと思うところです。
おおよそ、学会に関してはこのような感じになります。 各自、見たいところに好きな時に行けるというのはオンラインの良さかなと思いますが、やはり現地に行けないというのは何か寂しい感じもしますね。
他にもオンラインならではの楽しみ方がいくつかあったので紹介させていただきます。
初日か二日目あたりに、泊瀬川さんから「ASCのランキング入った!」という連絡をもらい見てみると、よく分かりませんが、ランキング3位に入っていました(笑)。なんでも、質問とかしたり、グループを作ったりするとポイントが付くらしいです。 最終的にはガチ勢に抜かされてしまったらしいですが、オンラインでもこういう楽しみ方もあるんですね。

また、自分の興味のある分野の人と繋がれるとのことで、泊瀬川さんはアロマテラピーを検索していました。 誰もいないんじゃない?(笑)と思っていましたが、1人いたらしくとても喜んでいまいた。


また、LINEのような機能もあり、参加者の誰とでも連絡を取り合える機能もありました。 こちらは、私が橋爪先生に論文のご確認をいただいた後にやり取りした内容になります。 現地では他の参加者の方と連絡を取り合うのは連絡先を知らないとできないですが、こういうシステムはいいですね(もしかすると今までもあったのかもしれませんがあまり気にしていませんでした)。

今回はオンラインとなってしまいましたが、大変勉強になりましたし、貴重な体験をさせていただきました。参加させていただきありがとうございました。 ただ、やはり来年はできるなら現地で学会に参加したいなと思っています。 泊瀬川さんは学生生活最後の国際学会がオンラインという事で忘れられない思い出になったのではないでしょうか。


文責:結城(D2)


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